知恵蔵mini 「グルコキナーゼ」の解説 グルコキナーゼ 肝臓内で糖の代謝を高める酵素。グルコキナーゼの活性化は糖尿病患者の血糖値を低下させる効果があるとして、グルコキナーゼ活性化薬の開発が進められている。一方で、グルコキナーゼの上昇を人為的に抑えると、食事から取り入れたエネルギーを燃焼させる褐色脂肪細胞の働きが活性化し、肥満の予防・解消に効果があることも解明され、メタボリックシンドロームの予防や治療法の開発につながるとして期待されている。 (2012-12-9) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報
栄養・生化学辞典 「グルコキナーゼ」の解説 グルコキナーゼ [EC2.7.1.2].グルコースとATPを基質にして,グルコース6-リン酸を生成する反応を触媒する酵素.ヘキソキナーゼと比較してグルコースに対する基質特異性が高く,またKmが小さいという特色がある. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報