ケイタイ・デザイン事情(読み)けいたいでざいんじじょう

知恵蔵 「ケイタイ・デザイン事情」の解説

ケイタイ・デザイン事情

2006年4月にワンセグ放送が開始、受信機内蔵の携帯電話が発売された。ワンセグとは、地上デジタル放送が1局につき映像・音声を13のセグメント(segment)に分割送信するのに対し、1セグメントを利用することからついた呼称。携帯電話の画面で鮮明な映像が楽しめるようになった。NTTドコモからはP901iTV(パナソニック製)、auからはW33SA(三洋電機製)とW41H(日立製)、ボーダフォン(現・ソフトバンク)からは905SH(シャープ製)が発売された。なかでも905SHは「AQUOS(アクオス)ケータイ」として広告展開。注目を集めた。

(武正秀治 多摩美術大学教授 / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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