日本歴史地名大系 「ケウニ」の解説 ケウニけうに 北海道:宗谷支庁猿払村ケウニアイヌ語に由来する地名。「地名考并里程記」に「ケウニ 休所 サルブト江三里程 夷語ケウヽニの略語なり。扨、ケウとは死骸の事、ウニは置ク所と申事にて、則、死骸を埋めたる所と訳す」と説き、「昔時、蝦夷共氷海の開ケし頃、水豹猟に沖合に出し処、大風にて仕化ニ相成、溺死せしもの夥敷、此海岸に寄りし死骸を爰に埋しより字になすといふ」という。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by