ケテンジエチルアセタール

化学辞典 第2版 の解説

ケテンジエチルアセタール
ケテンジエチルアセタール
ketene diethyl acetal

1,1-diethoxyethene.C6H12O2(116.16).形式的にはケテンCH2=C=Oのアセタールであるが,ケテンのアセタール化によって得られるのではなく,2-ブロモアセトアルデヒド=ジエチル=アセタールBrCH2CH(OC2H5)の脱臭化水素や,トリエチル=オルトアセタートCH3C(OC2H5)3のようなオルト酸エステル熱分解によって合成される.常温無色の液体.沸点68 ℃(13.3 kPa).0.7932.1.3867.水やエタノールに接触すると分解する.エステルやカルボン酸合成の中間体として用いられる.[CAS 2678-54-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む