けやけし(読み)ケヤケシ

デジタル大辞泉 「けやけし」の意味・読み・例文・類語

けや‐け・し

[形ク]
普通とは著しく異なるさま。異様である。
大臣おとど、いと―・うも仕うまつるかな、とうち乱れ給ひて」〈藤裏葉
異様で不快に感じられるさま。
后宮きさいのみやも、いといみじく―・く、つらしと思し」〈夜の寝覚・四〉
他にぬきんでて優れているさま。〈日葡
非常にはっきりしているさま。
「人の言ふほどのこと、―・く否びがたくて、よろづえ言ひ放たず」〈徒然・一四一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 寝覚

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む