精選版 日本国語大辞典 「けろりかん」の意味・読み・例文・類語
けろり‐かん
- 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) ぼんやりとしているさま、また、まったく無関心でいるさまを表わす語。けろかん。
- [初出の実例]「おくさまらしいがたった一人、けろりくゎんとした顔で」(出典:滑稽本・当世阿多福仮面(1780))
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...