普及版 字通 「ケン・たづな」の読み・字形・画数・意味

23画
[字訓] たづな
[説文解字]

[字形] 形声
声符は
(けん)。〔説文〕三下に「掖(腋)に
(つ)くる
(たづな)なり」とあり、馬の
(たてがみ)と前足を結ぶ革紐をいう。〔釈名、釈車〕に「
は經なり。
さまに其の腹下を經(めぐ)らすなり」とあり、その腹帯の意。〔左伝、僖二十八年〕「
(けんいん)鞅
(あうはん)」の〔注〕に「脊に在るを
と曰ひ、胸に在るを
と曰ひ、腹に在るを鞅と曰ひ、後ろに在るを
と曰ふ」とあって、その在る所によって名が異なる。[訓義]
1. たづな。
2. おもがい。
3. むながい、はらおび。
[下接語]
鮫

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

