普及版 字通 「ゲツ・うごく」の読み・字形・画数・意味
7画
[字訓] うごく
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(月)(げつ)。〔説文〕十二上に「折るなり」とあり、〔国語、晋語八〕「其の本爲(た)るや固し。故に(うご)かすべからざるなり」とは、挺子(てこ)でこじ動かす意。字はがその本字であるらしく、字条に「動くなり」とみえる。をに作るのと同じ。
[訓義]
1. うごく、うごかす。
2. おる、おれる。
[語系]
・(・)ngiuat、兀・ngutは声義に通ずるところがある。兀はその形状、状態の象形字、はものをこじ動かすときの声をいい、ともに無理に力を加えて動かす意がある。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報