ゲンゲ科(読み)ゲンゲか(その他表記)Zoarcidae; eelpouts

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゲンゲ科」の意味・わかりやすい解説

ゲンゲ科
ゲンゲか
Zoarcidae; eelpouts

魚類分類,スズキ目の一科。多く全長 50cm以下であるが,ときに 1mに達するものもいる。体は側扁して細長く,一般に各鰭に棘条がない。鰓膜は峡部と癒合し,鰓孔側面にある。腹鰭退化もしくは消失している。冷水域にすむ。アゴゲンゲ Lycodes toyamaensis,イレズミガジ L. caudimaculatus,ノロゲンゲ Bothrocara hollandi など約 230種が知られている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む