コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

鰓孔 エラアナ

デジタル大辞泉の解説

えら‐あな【×孔】

えらの後方にある水の排出口。
脊椎動物の発生の途中でできる、咽頭部と外界との連絡口。鰓裂(さいれつ)。さいこう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

えらあな【鰓孔】

脊椎動物の胚の咽頭いんとうの左右の側壁から体表面に通じて生じる数対の孔。両生類の幼生や魚類など、水生のものではここに鰓が生じる。鰓裂さいれつ

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の鰓孔の言及

【咽頭】より

…脊椎動物では,消化管の前部で口腔と食道の中間にあり,少なくとも胚の時期にはその両側壁にいくつかの咽頭囊(内臓囊)が前後に並んで発生する部分。咽頭囊は消化管の内壁が側方へ向かってポケット状にくぼんだもので,魚類,両生類幼生および一部の両生類成体では,外界へ開通して鰓孔(さいこう)(えら穴)となり,その前後の壁に多数のえらを生ずる。その他の空気呼吸をする脊椎動物つまり有羊膜類では,咽頭囊は原則として外通せず,えらは発生せず,成長とともに退化消失するが,その付近の組織から種々のいわゆる鰓性器官が分化する。…

【中耳】より

…中耳は内耳(哺乳類では外耳が加わる)とともに耳を構成する。現存の軟骨魚類では,咽頭の両側に数対の鰓孔(えらあな)があり,その前方背方に小さい呼吸孔(噴水孔)がある。これは,顎骨をまだもっていなかった軟骨魚類の祖先において多数の対をなして並んでいた内臓弓(えらの骨格)のうち,最前方のもの(顎弓)がやがて顎骨に,第2のもの(舌弓)が舌骨に変化したとき,それらに挟まれた鰓孔が退化縮小して残存したものと考えられる。…

※「鰓孔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

鰓孔の関連キーワードホラアナゴ(洞穴子)ウバザメ(姥鮫)プテリゴレピスラブカ(羅鱶)エドアブラザメナンヨウガレイホソヌタウナギヤツメウナギノコギリザメムツエラエイカグラザメオタマボヤサメ(鮫)ヌタウナギスナヤツメえら(鰓)サカタザメホシヨウジエビスザメカナフグ

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android