ゲージ石(読み)ゲージせき

最新 地学事典 「ゲージ石」の解説

ゲージせき
ゲージ石

gageite

化学組成Mn21O3(Si4O122OH20鉱物。三斜晶系(gageite-1A),単斜晶系(gageite-2M),空間群P1,P2/n, 格子定数a1.417nm, b1.407, c0.984, α76.5°, β76.6°, γ86.9°, a1.942nm, b1.942, c0.984, γ89.5°, 単位格子中2分子含む。微細な針状~繊維状結晶の束状ないし放射状集合。無~ピンク色,ガラス~絹糸光沢劈開はのび(c軸方向)に平行な方向に完全。硬度未決定,比重3.46~3.58。薄片では無色,屈折率α1.723, β1.734, γ1.736, 2V(-)中,光分散vr強,異常干渉色あり。MnをMgで置換したものがバランジェロアイトで,固溶体を形成する。米国ニュージャージー州Franklinの変成マンガン鉱床を切る熱水脈中に産するほか,日本では緻密なハウスマン鉱の塊(いわゆるチョコレート鉱)中にしばしばみられる。名称は,最初に分析したR.B.Gageにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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