普及版 字通 の解説
9画
[字訓] おちみず・おおみず
[説文解字]
[甲骨文]
[字形] 形声
声符は(こう)。は神霊の降下する象。神梯を上下するを陟降という。〔書、大禹〕「水(洪水)、予(われ)を(いまし)む」とあり、水は天譴としてるものであった。〔説文〕十一上に「水、に(したが)はざるなり。一に曰く、下るなり」とあり、前条に「洪は水なり」とあって、また洪水ともいう。
[訓義]
1. おちみず、おおみず、おおみずが降る。
2. くだる、降る。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 タマリミヅ
[語系]
・(降)homは同声。洪・鴻hongも声近く、水はまた洪水・鴻水に作ることがある。
[熟語]
水▶・洞▶
[下接語]
江・遭
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報