普及版 字通 の解説
8画
[字訓] しろ・つや
[説文解字]
[字形] 象形
風雨にさらされた獣屍の形。〔説文〕十下に「大白澤なり。大に從ひ、白に從ふ。古以て澤の字と爲す」とするが、皋(こう)の字形と似ており、白は頭部、下はその肢体の象。(えき)もその形で、獣屍の解(とかい)(ほぐれる)の象。・皋はその白骨化した色をいう字である。
[訓義]
1. しろ、しろい、脱色して白くなる。
2. つや、つややか。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 フカシ
[語系]
・皋・kは同声。(皓)・hu、皎・ky、・鶴hkも声義近く、みな皓白の義をもつ字である。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報