肢体(読み)シタイ

デジタル大辞泉 「肢体」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「肢体」の意味・読み・例文・類語

し‐たい【肢体・支体】

  1. 〘 名詞 〙 からだの手と足。四肢。また、手足と身体。四肢と五体
    1. [初出の実例]「闘敺折跌人支体。及瞎其一目者。徒三年」(出典:律(718)闘訟)
    2. 「肱取りひしがれぬべき女房の力にこそ有けれ。此許(かくばかり)にて支躰も被砕(くだかれ)ぬべかめり」(出典:今昔物語集(1120頃か)二三)
    3. [その他の文献]〔淮南子‐繆称訓〕

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普及版 字通 「肢体」の読み・字形・画数・意味

【肢体】したい

四肢と身体。漢・司馬遷〔任少(安)に報ずる書〕其のは毛髮を剔(そ)られ、金鐵に嬰(かか)りて辱を受く。其の肌膚を毀(こぼ)たれ、肢體を斷たれて辱を受く。最下腐刑宮刑)、極まれり。

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