ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コカンド・ハン国」の意味・わかりやすい解説 コカンド・ハン(浩罕汗)国コカンド・ハンこくKokand Khanate ウズベキスタンのコカンドを中心とした,18~19世紀の封建国家。 1710年,ウズベクのシャー・ルフがブハラ・ハン国から独立。アーリム (在位 1800~09) ,オマル (在位 09~22) ,ムハンマド・アリー (在位 22~42) 時代が最盛期で,南はパミール北部から北はカザフスターン南部,西はシルダリア下流から東は清にいたるまでを版図とした。 1876年,中央アジア征服を始めたロシアにより滅ぼされた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by