出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
ティームール朝第3代の王(在位1409~47)。ティームールの第4子。初めはホラサーン地方の総督であったが、本人の予想に反して王位についた。軍事的才能もあったが、文化的素質が豊かで、父がもたらした中央アジア、西アジアの戦禍の復興に努力した。ヘラートを都とし、子のバイスンクルとともに学者、芸術家を保護し、図書館を建設した。一方、イラン、メソポタミア地方を支配するトルクメンの王朝、黒羊朝(カラクユンル)や、自らの軍隊の不平分子と戦わねばならなかった。また、父が征服を志した中国、明(みん)朝とも親善関係を保ち、李達(りたつ)、陳誠(ちんせい)らの使者が来訪したのも彼の統治時代である。彼の比較的長い治世は、地方政権ながらも政治的安定と文化的繁栄をもたらした。彼の妻ガウハル・シャードは教養があり信心深い婦人で、よく夫を助けた。
[勝藤 猛]
1377~1447(在位1409~47)
ティムールの第4子,ティムール帝国の第3代君主。父没後の混乱を収めてティムール帝国の再統一に成功。イスラーム法を重んじ,一族,姻族で政権を固め平和外交に努めた。その治下では首都ヘラートを中心に都市宮廷文化が栄えた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
…ために,同王朝は急速に衰えた。ザンド朝のカリーム・ハーンによってホラーサーンの統治権を認められ,地方王朝として命脈を保ったが,96年ナーディル・シャーの孫シャー・ルフShah Rukh(在位1748‐96)がカージャール朝の始祖アーガー・ムハンマドに処刑されて滅亡した。【羽田 亨一】。…
※「シャールフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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