コガネホウキタケ(読み)コガネホウキタケ(その他表記)Ramaria aurea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コガネホウキタケ」の意味・わかりやすい解説

コガネホウキタケ(黄金箒茸)
コガネホウキタケ
Ramaria aurea

担子菌類ヒダナシタケ目ホウキタケ科のキノコ。径5~12cm,高さ 10~20cmになる大型のホウキタケ。全体黄色ときに橙色,根もとは白色,枝は太く短くカリフラワーのような形をしている。肉は白く,食べられるが多量に食べて下痢症状を呈したという記録もある。本州各地の林地にみられ,北アメリカヨーロッパオーストラリア小アジアにも分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のコガネホウキタケの言及

【ホウキタケ】より

…ホウキタケ属Ramariaには種類が多く,ホウキタケのように無数に枝分けをするもの,枝が少ないもの,棒状で枝を分けないもの,1本ずつはえるもの,束になってはえるものなど形に変化は多く,大小,色などもさまざまあり,種類はきわめて多い。ホウキタケに形は似るが,紅色のハナホウキタケR.formosa (Fr.) Quél.と橙色のコガネホウキタケR.aurea (Fr.) Quél.などは,食べると下痢をする。スリコギタケClavariadelphus pistillaris (Fr.) Donkは高さ10~30cmで,太さ2~6cmのすりこぎ形の大型のキノコ。…

※「コガネホウキタケ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む