こきり(読み)コキリ

デジタル大辞泉 「こきり」の意味・読み・例文・類語

こきり

[接尾]数詞に付いて、物事がそれだけで終わって、あとが続かない意を表す。…かぎり。こっきり。「一回こきり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「こきり」の意味・読み・例文・類語

こきり

  1. 〘 副詞 〙
  2. 堅い物が触れ合ったり、折れたりする時にたてる軽い音を表わす語。
  3. 小さくて愛らしいさまを表わす語。こっきり。
    1. [初出の実例]「おれが殿御は日本おろかよ唐物町にもまれな男の、ちょきりこきり小女房」(出典:浄瑠璃・今宮心中(1711頃)道行)

こきり

  1. 〘 接尾語 〙 これかぎり。きり。こっきり。「一回こきり」など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android