こくら(読み)コクラ

デジタル大辞泉 「こくら」の意味・読み・例文・類語

こくら

[接尾]《古くは「こぐら」「ごくら」とも》動詞の連用形、まれに名詞などに付いて、競争する意を表す。くらべ。くら。「走りこくら」「飛びこくら

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精選版 日本国語大辞典 「こくら」の意味・読み・例文・類語

こくら

  1. 〘 接尾語 〙 ( 「ごくら」「こぐら」とも ) 動詞の連用形、また、まれに名詞などに付いて、競争する意を表わす。くらべ。くら。ごく。
    1. [初出の実例]「人と逐こくらをする」(出典:史記抄(1477)一四)
    2. 「飛ごくらかけごくら、軽業早業」(出典:浄瑠璃・唐船噺今国性爺(1722)中)

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