こざこざ

精選版 日本国語大辞典 「こざこざ」の意味・読み・例文・類語

こざ‐こざ

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
    1. 物事の細かく入り交じったさまを表わす語。こまごま。ござござ。
      1. [初出の実例]「こさこさとしたる礼なんどをば刪てのけて、只浩歌するぞ」(出典:四河入海(17C前)九)
    2. こせこせ
      1. [初出の実例]「食其聞其将皆握、こさこさとしたぞ」(出典:漢書列伝竺桃抄(1458‐60)酈陸朱劉叔孫第一三)
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 細かいこと。こまごまと入り交じっているさま。
    1. [初出の実例]「下(した)々のこざこざなことを奉行する官ぞ」(出典:玉塵抄(1563)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む