コニカルコ石(読み)コニカルコせき

最新 地学事典 「コニカルコ石」の解説

コニカルコせき
コニカルコ石

conichalcite

化学組成CaCu(AsO4)(OH)の鉱物。粉銅鉱とも。アデライト族の一種。オースチナイト・石灰ボルボーサイト・コバルトボルボーサイトと固溶体をつくる。直方晶系,空間群P212121,格子定数a0.74004nm, b0.9234, c0.58342, 単位格子中4分子含む。等粒状~短柱状の結晶,通常放射繊維状の内部構造を有するぶどう状~腎臓状皮膜~団塊,黄緑~エメラルドグリーン,ガラス~脂肪光沢。劈開なし,断口不規則。硬度4.5, 比重4.33(測定値),4.32(計算値)。二軸性正または負,2V0~25゜, ときに90゜に及ぶ。屈折率α1.730~1.800, β1.795~1.831, γ1.771~1.846。Cuの一部はMg, Znで,Asの一部はVで置換され光学性の変動の原因とされる。銅鉱床の酸化帯に褐鉄鉱・オースチナイトや多くの銅の二次鉱物と共生。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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