化学辞典 第2版 「コリスチンA硫酸塩」の解説
コリスチンA硫酸塩
コリスチンエーリュウサンエン
colistin A sulfate
C53H100N16O13・2.5H2SO4(1414.66).ポリミキシン E1 ともいう.Bacillus colistinusが産生するペプチド系抗生物質の主要成分.白色の結晶.分解点205~210 ℃.-56.3°(水).水に易溶,エタノールに不溶.緑膿(のう)菌を含むグラム陰性菌に作用する抗生物質として使用される.LD50 14.39 mg/kg(マウス,静脈).[CAS 1066-17-7][CAS 21362-08-3]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報