ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コルビノ円板」の意味・わかりやすい解説 コルビノ円板コルビノえんばんcolbino disk 半導体の円板の中心と周辺全体にオーム性電極をつけて電流を流すと,電流は半径方向に放射状に流れるが,円板に垂直に磁界をかけるとローレンツ力によって電流は渦状によじれて流れる。この現象をコルビノ効果といい,このような円板をコルビノ円板という。磁界が存在すると電流がより長い距離を流れるので,磁気抵抗効果による抵抗変化が大きく現れる。これを利用して磁気抵抗効果素子として用いられている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by