コワルスカ(読み)こわるすか(その他表記)Anna Kowalska

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コワルスカ」の意味・わかりやすい解説

コワルスカ
こわるすか
Anna Kowalska
(1903―1969)

ポーランドの女流小説家。言語学者、古代文化研究者としても知られる。1931年夫イェジィ・コワルスキとの共作『カタリナ』でデビュー。第二次世界大戦後は心理小説、社会小説を数多く残し、『ギリシア物語』(1949)でヘミングウェイ賞を受けたが、その作品では社会環境観察の鋭いリアリズムが人間心理の繊細かつ懐疑的、アイロニカルな分析と結び付いているとして評価が高い。

[吉上昭三]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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