日本大百科全書(ニッポニカ) 「コンコイド」の意味・わかりやすい解説 コンコイドこんこいどconchoid 平面曲線の一つ。曲線Cが極座標を用いてr=f(θ)と表されているとき、bを一つの定数として、r=f(θ)+bによって表される曲線C′を、Cの、極0に関するコンコイドという。 曲線Cとして、直線r=a secθをとった場合をニコメデスのコンコイドという。bの値によって、いろいろな形の曲線になる。これは、直交座標系では、 (x-a)2(x2+y2)=b2x2と表される。 曲線Cとして、円r=a cosθをとったものをリマソン(蝸牛線(かぎゅうせん))という。[竹之内脩][参照項目] | リマソン コンコイド 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例