コンシリウム・プリンキピス(その他表記)consilium principis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

コンシリウム・プリンキピス
consilium principis

ローマ皇帝の諮問会議,元首顧問会議。元来は皇帝側近の非公式な裁判行政に関する助言会議であったが,アレクサンデル・セウェルス帝 (在位 222~235) のとき正規の会議とされた。定員 70名。元老院議員,法律家が皇帝によって指名されたといわれる。近衛長官が召集,司会した。

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