法則の辞典 「コンドン放物線」の解説 コンドン放物線【Condon parabola】 二原子分子の発光バンドスペクトルの,各バンドの強度分布に関する規則性を提示したもの. 二原子分子の電子項間の遷移に伴うバンドの系において,上の振動準位に相当する振動量子数を縦軸に,下の振動準位に相当する振動量子数を横軸にとって,各バンドの強度を行列状に記入すると,強度の強いバンドが対角線を軸とする放物線上に配列する.これを,コンドン放物線という. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報