コンモディアヌス(その他表記)Commodianus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コンモディアヌス」の意味・わかりやすい解説

コンモディアヌス
Commodianus

3~5世紀頃のローマのキリスト教詩人。出身はガリアともアフリカともシリアガザともいわれる。その『訓令詩集』 Instructionesは2巻 80歌から成り,ユダヤ人や異教徒に対してキリスト教の信仰を擁護し,キリスト教会の種々の地位の人々に指針を与えるためのもの。『弁明歌』 Carmen Apologeticumも同様にキリスト教擁護のための詩で,1060行から成る。韻律音節長短よりもむしろ強弱アクセントと音節数に従う。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む