ごくりごくり

精選版 日本国語大辞典 「ごくりごくり」の意味・読み・例文・類語

ごくり‐ごくり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 液体を、続けさまに、音をたてて飲みこむ音、また、そのさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「ゴクリゴクリと咽喉をならして水を〈略〉のんだ」(出典:防雪林(1928)〈小林多喜二〉一)
  3. 居眠りして、上体を大きくゆすぶっているさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「俥の上でごくりごくりと眠ってゐる小野田の」(出典:あらくれ(1915)〈徳田秋声〉七九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android