日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゴニアタイト類」の意味・わかりやすい解説 ゴニアタイト類ごにあたいとるいGoniatitida 軟体動物頭足類のアンモノイド(アンモナイト)類の一群(目)。古生代デボン紀中期からペルム紀(二畳紀)にかけての海に大発展を遂げたが、ペルム紀末(約2億5100万年前)にほかの無脊椎(むせきつい)動物の大部分とともに絶滅した。一般に小形で球状ないし平盤状の殻をもち、表面装飾は弱い。縫合線は単純で、一次の凹凸からなるゴニアタイト型である。時代決定に有効な類が多い。[棚部一成][参照項目] | アンモナイト | シンデウォルフ | ペルム紀 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例