シンデウォルフ(読み)しんでうぉるふ(英語表記)Otto Heinrich Schindewolf

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シンデウォルフ」の意味・わかりやすい解説

シンデウォルフ
しんでうぉるふ
Otto Heinrich Schindewolf
(1896―1971)

ドイツの古生物学者、地質学者。ハノーバーに生まれる。ゲッティンゲン大学マールブルク大学を卒業し、マールブルク大学助教授、ベルリン州立地質調査所古生物学部長、ベルリン大学教授、チュービンゲン大学教授を務めた。化石頭足類、とくに古生代のアンモナイト類ゴニアタイト目の系統分類個体発生の関係を研究して、プロテロジェネシス(進化の傾向がまず個体発生の初期の形質として表れ、時代が進むにつれ最後まで続く変異となる)を提唱した。また、系統進化の3段階として爆発的進化、保持細分化を区別した。

[小畠郁生 2018年8月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「シンデウォルフ」の解説

シンデウォルフ

生年月日:1896年6月7日
ドイツの古生物学者
1971年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android