ゴマハゼ(読み)ごまはぜ(その他表記)dwarf goby

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゴマハゼ」の意味・わかりやすい解説

ゴマハゼ
ごまはぜ / 胡麻沙魚
dwarf goby
[学] Pandaka lidwilli

硬骨魚綱スズキ目ハゼ科に属する海水魚。乳白色を帯びた半透明の体に雲状斑点(はんてん)が並ぶ。日本産の脊椎(せきつい)動物中の最小の動物として有名であり、成魚全長16~20ミリメートル。日本の南西部の内湾水域に分布し、沿岸浅所から河口部にかけてすみ、下層部で群泳していることが多い。浮遊性橈脚(とうきゃく)類を食べ、生後1年で成熟する。産卵期は夏季で、付着卵を産むが、産卵習性は不明である。

 同属のハゼはいずれも小さく、そのなかには世界最小の脊椎動物として知られているフィリピン産のコビトハゼP. pygmaeaがある。この魚は、成魚の全長が13ミリメートルである。南西諸島からはゴマハゼとほぼ同大のミツボシゴマハゼP. trimaculataが報告されている。

[道津喜衛]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む