ごみごみ(読み)ゴミゴミ

デジタル大辞泉 「ごみごみ」の意味・読み・例文・類語

ごみ‐ごみ

[副](スル)狭苦しく、雑然としてまとまりのない感じを与えるさま。「ごみごみ(と)した通り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ごみごみ」の意味・読み・例文・類語

ごみ‐ごみ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 混雑しているさま、まとまりがなく、雑然としているさまなどを表わす語。
    1. [初出の実例]「ごみごみの中の白かべしち屋なり」(出典:雑俳・柳多留‐四(1769))
    2. 「さうしても何かカスのやうなものが頭と胸にごみごみと不快に残った」(出典:一九二八・三・一五(1928)〈小林多喜二〉五)

ごみごみの補助注記

ごみ(塵)」と「こむ(混)」との類推から成った語か。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android