ゴルセイ石(読み)ゴルセイせき

最新 地学事典 「ゴルセイ石」の解説

ゴルセイせき
ゴルセイ石

gorceixite

化学組成Ba Al3(PO3.5OH0.52(OH)6,明ばん石上族,鉛ゴム石族の鉱物単斜晶系,空間群Cm, 格子定数a1.2217nm, b0.7056, c0.7061, β125.21゜,単位格子中2分子含む。繊維状結晶の放射状集合,あるいは小粒~小石状。白~褐色,ガラス光沢ないし無光沢。断口陶器様。硬度6,比重3.3。薄片では無色,屈折率α?, β1.618, γ1.625, 二軸性正。実際には三方晶系に近く,鉛ゴム石族に属する。米国各地の珪質堆積岩中に塊あるいはノジュール,細い脈として産する。ブラジルやアフリカのダイヤモンドの砂鉱床中に産する。日本では熱水作用で形成されたろう石鉱床(山口県阿武郡阿武町阿武鉱山)からスバンベルグ石に包有されてごく少量産した。名称は,ブラジルの鉱山学校長H.Gorceix(1842~1919)にちなむ。

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参照項目:明礬石上族

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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