サイバネティク・アート(その他表記)cybernetic art

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サイバネティク・アート」の意味・わかりやすい解説

サイバネティク・アート
cybernetic art

音や声,光,風,温度の変化など外部環境の刺激によって動く,フィードバック機構を備えた芸術作品。キネティック・アートの一種だが,作品自体の装置によって動くのでないところが異なる。 1948年に N.ウィーナーが提唱したサイバネティクスに基づく,科学情報による芸術の環境化・社会化への動きは既に 50年代に始まっており,60年代後半からはアメリカのツァイ・ウェン・イン,フランスの N.シェフェールらが,宇宙や自然の法則に対応して動く作品を制作している。現在では技術の高度化に伴い,音楽やパフォーマンスなど応用範囲もさらに拡大化・複雑化してきている。

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