図書館情報学用語辞典 第5版 「サイン計画」の解説 サイン計画 利用者を的確に図書館サービスへ導くため,個々のサインと図書館サービスを体系的に組み合わせた上でサインを計画的に配置すること.サインは,機能面から,誘導,識別,指示に大別される.誘導サインは,主要エリアへの方向を示して目的場所へと導き,識別サインは,カウンター,書架,オンライン閲覧目録など誘導箇所を特定・識別し,指示サインは,各種利用案内や説明,禁止,注意などの規制を示す.例えば,書架案内には,館内全体を表す書架配置図や書架ごとに付す書架見出しなどが用いられる.サインの表示には,文字,ピクトグラフなどの視覚的なもの,音声,音楽などの聴覚的なもの,あるいは点字プレート,手すりなど触覚的なものがある.障害者を始め多様な利用者を想定したサイン計画が必要とされている. 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by