精選版 日本国語大辞典 「書架」の意味・読み・例文・類語 しょ‐か【書架】 〘 名詞 〙 本を立て並べて置く棚。本棚。[初出の実例]「書架五車富、花瓶十月春」(出典:徂徠集(1735‐40)二・題書斎)「紫檀の書架から恭(うやうや)しく取り下した紋緞子(もんどんす)の古い袋は」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉八)[その他の文献]〔若虚‐懐廬山旧隠詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
図書館情報学用語辞典 第5版 「書架」の解説 書架 主として図書を収納,排列するための家具.書棚,本棚と同義.一般に幅約90cmの棚板により何段かに仕切られているものを一つの単位とする.図書館では,これを「連」と呼び,書架収容量の単位としている.棚板の上下間隔,奥行き,段数(棚高)は,排列する図書の形態や大きさ,利用者の体位,見やすさや取り出しやすさ,収納効率などを考慮して決められる.書架の種類には,〈1〉木製とスチール製,〈2〉片面書架と両面書架,〈3〉固定書架と可動書架,棚固定型と棚可動型,〈4〉単層書架と積層書架,集密書架,〈5〉単柱式書架と複柱式書架,〈6〉その他(傾斜書架,回転書架,ガラス戸書架など)などがあり,用途に応じて組み合わせて選択される.なお,雑誌を収納,排列する家具は雑誌架,新聞の場合は新聞架という. 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by