規制(読み)きせい

精選版 日本国語大辞典 「規制」の意味・読み・例文・類語

き‐せい【規制】

〘名〙
物事をなす際に従うべききまり。規定
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉四「低価を以て書信国中に通ずるを得べき規制(〈注〉シカタ)を創(はじめ)し人なりしが」 〔宋史‐李神福伝〕
② (━する) 規則を立てて乱れないようにすること。規則によって行動を制限すること。
労働組合法(1949)一条使用者労働者との関係を規制する労働協約を」

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デジタル大辞泉 「規制」の意味・読み・例文・類語

き‐せい【規制】

[名](スル)
従うべききまり。規定。
規則に従って物事を制限すること。「集団行動規制する」「交通規制
[類語]抑制統制管制抑止牽制留め立て支配束縛拘束縛る制約

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「規制」の読み・字形・画数・意味

【規制】きせい

きまり。法則。〔宋史、宦者一、李神福伝〕禁闥(きんたつ)に在ること五十年して長と爲す。然れども久しく三班(武官)を掌り、規制無く、敍を失ふ。

字通「規」の項目を見る

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