普及版 字通 の解説
11画
[字訓] すう・せき
[説文解字]
[字形] 形声
声符は束(そく)。束はものを束ねすぼめる意。欠(けん)は口を開く形。〔説文〕八下に「吮(す)ふなり」という。〔周礼、天官、疾医〕に「時に嗽上の氣疾り」とはこむ意。嗽上は一本に上に作る。
[訓義]
1. すう。
2. せきこむ、せき。
3. つく、つける。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 シハブキ 〔字鏡集〕 シハブキ・クチススグ・スフ
[声系]
〔説文〕に声として漱・嗽・など四字を収める。漱は口すすぐ。・嗽・漱は一系をなす語である。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報