コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

周礼 しゅうらい

10件 の用語解説(周礼の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

周礼
しゅうらい

「周礼 (しゅらい)」のページをご覧ください。

周礼
しゅうれい

「周礼 (しゅらい)」のページをご覧ください。

周礼
しゅらい
Zhou-li

中国の十三経の一つ。『周官』ともいう。6編。成立年未詳。古くは,周公旦 (前 12世紀) が周王国の太平を築いた制度を記録したものと信じられていたが,実際は,前漢末期に古伝承を集めて編纂されたらしい。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

しゅうれい〔シウレイ〕【周礼】

しゅらい(周礼)

しゅらい【周礼】

中国の儒教教典の一。三礼(さんらい)の一。周公の作と伝えられるが、成立は戦国時代以降。王朝の官制を天地春夏秋冬六官に分けて記述したもの。そのうち冬官は失われたため「考工記」で補われている。周官。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

周礼【しゅらい】

中国,最古の礼書の一つ。《周官》とも。《礼記》《儀礼》とあわせ〈三礼〉ともいう。周公(公旦)の撰と伝え,周代の行政制度を記述。秦の焚書(ふんしょ)にあったが,漢代に5編が発見され,《考工記》を補って6編とした。
→関連項目宗教法青銅器六経

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

しゅらい【周礼 Zhōu lǐ】

古くは《周官》ともいった。中国古代の礼書,三礼の一つ。西周王朝の行政組織を記述したものとされ,天官大宰,地官大司徒,春官大宗伯,夏官大司馬,秋官大司寇(だいしこう),冬官大司空の6人の長官に統帥される役人たちの職務が規定されている。これら六つの官は,理念的にはそれぞれ60の官職から成り,合計360という職務は1年の日数に対応するのだとされる。ただ冬官大司空の篇は古く失われ,漢代に替りに〈考工記〉が補われた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

しゅうれい【周礼】

しゅらい【周礼】

儒家の経典の一。六編。三礼の一。周公旦が制定した礼制を記録したものと伝えられるが、実際の成立は前漢の頃か。統一天下の理想的官制を、天官・地官・春官・夏官・秋官・冬官の六つに分類された三百余の官名について詳細に述べる。冬官一編は失われ、「考工記」を以て補った。秦以前の篆書てんしよで書かれていたので、古文学派に重視され、今文学派からは、攻撃された。しゅうれい。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

周礼
しゅらい

儒教経典。『儀礼(ぎらい)』『礼記(らいき)』とあわせて三礼(さんらい)とよぶ。原名は『周官(しゅうかん)』。前漢の武帝(ぶてい)期(前2世紀)に発見されたという。周公が周王国の官制を記した書として、劉(りゅうきん)はじめ古文学派に尊奉され、今文(きんぶん)学派の排斥にもかかわらず、後漢(ごかん)の鄭玄(じょうげん)の『周礼注』の盛行により、礼学上の権威を獲得した。ときに、現実の政治制度に一定の影響を与えた(新(しん)や北周など)。内容は、天地春夏秋冬の6部に分かれ、宮廷や財産関係の天官62種、地方行政や物産関係の地官76種、礼楽卜祝(ぼくしゅく)関係の春官69種、軍事や封建関係の夏官66種、司法や外交関係の秋官66種について、その員数と職務を詳述する。冬官は当初より欠け、工人の職務30種を記す『考工記』をもって補われている。『周礼』は、戦国以降に著述された理想上の職官書であるが、春秋戦国期の現実内容を反映する部分も多い。鄭玄の『周礼注』に基づき、唐の賈公彦(かこうげん)が『周礼注疏(ちゅうそ)』(『十三経(じゅうさんぎょう)注疏』の一つ)を著し、清(しん)末の孫詒譲(そんいじょう)は清朝考証学の成果を大成して『周礼正義』を著した。[高橋忠彦]
『原田種成校閲、本田二郎著『周礼通釈』上下(1977、79・秀英出版)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の周礼の言及

【三礼】より

…中国の礼に関する3種の古典,《周礼(しゆらい)》《儀礼(ぎらい)》《礼記(らいき)》の総称。《周礼》は《周官》ともいい,理想の官制をしるした行政法典。…

【葬制】より

他界【内堀 基光】
【中国】

[葬礼]
 中国は,礼の国と言われるほどに各種の儀礼が発達しているが,その中でも死者に対する葬礼は細微な点に及んで複雑である。それは,危篤が確認されたときから始まり,儒家の経典である《儀礼(ぎらい)》《礼記(らいき)》《周礼(しゆらい)》の三礼(さんらい)に基づいて進められる。賓客の来訪に備えて家を清掃し,病人を北牖(まど)の下に頭を東にして寝かせる。…

※「周礼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

周礼の関連キーワード乎古止点九流経学壁の中の書儒家清家百子全書講誦中家尚古思想

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

周礼の関連情報