最新 地学事典 「サザンアップランズ」の解説
サザンアップランズ
Southern Uplands of Scotland
スコットランド南端部,高度500~800m,幅60kmの山地。外形・内部構造とも北東~南西。北西側はミッドランドバレーとの間にSouthern Upland fault。構成岩の主体はカレドニアの堆積盆に形成された含筆石~含火山噴出物のオルドビス~シルル系で,著しく小褶曲が発達するが,大観すると北西に古い帯状分布。これを数個の花崗岩岩株が貫く。デボン系旧赤色砂岩~三畳系は分布が狭く著しい不整合で重なり,J.Huttonが発見したシッカーポイント(Siccar Point)の不整合(カレドニア造山)は地質学史上有名。西端のGirvan地方では,上記断層の北西側にもオルドビス系が発達,一部に浅海相を挟む。
執筆者:山下 昇
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

