サヒワール(その他表記)Sāhiwāl

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サヒワール」の意味・わかりやすい解説

サヒワール
Sāhiwāl

パキスタン北東部,パンジャブ州,ムルタン県の都市。ラホール南西 120km,国鉄ラホール-ムルタン線の中間に位置する。 1865年,当時のパンジャブ州知事の名にちなんでモントゴメリーと命名されたが,のちにサヒワールと改称。現在は綿花生産地帯の中心的集散地として発展し,綿紡績工場も多い。郊外には,ハラッパー遺跡があり,観光地としても有名。パンジャブ大学のカレッジがある。人口 15万 954 (1981) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のサヒワールの言及

【ウシ(牛)】より

…乳量は年3800kgくらい。(6)サヒワール種Sahiwalインド原産。乳量は少なく年約2200kgだが耐暑性に富む。…

※「サヒワール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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