…著名な事例としては富士スバルライン,石鎚山スカイライン,南アルプススーパー林道,北海道・東北・信州各地でのスキー場開発,奄美諸島,沖縄におけるシーショア開発,海外の事例ではハワイ州(アメリカ),リビエラ海岸(フランス)等におけるシーショア開発などを挙げることができる。いずれも雄大な自然環境が売りものの観光地であるが,大規模な開発による自然生態系の破壊が不可逆的に進行して,観光価値を高めるための行為が,結果として対象の資源価値を低めるという矛盾を招いている。類似の事例は人文的資源についてもあり,例えば京都や奈良の有名社寺の周辺では,大量の観光客を導入するための車道開発や駐車場の設置および観光客のための店舗や宿泊施設の設置が,静寂な古都のたたずまいの魅力を大幅に減じている状況があり,同様の問題は各地で起こっている。…
※「観光地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新