最新 地学事典 「サフィリン-石英共生」の解説
サフィリン━せきえいきょうせい
サフィリン-石英共生
sapphirine-quartz coexistence
超高温変成作用を代表する鉱物組み合わせ。W.B.Dallwitz(1968)により南極ナピア岩体から初めて発見された。鉱物の熱力学的データセットを用いた計算,および実験岩石学的解析から,1,000℃を超える超温度条件において形成されたと推定される。ただし,サフィリン中にFe3+などの微量元素が含まれることにより,安定条件は900℃程度まで低下する。高度変成作用を受けたMgおよびAlに富む岩石や泥質片麻岩に見られる。参考文献:W.B.Dallwitz(1968) Nature,Vol. 219: 476
執筆者:角替 敏昭
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

