最新 地学事典 「葉片状石英」の解説
ようへんじょうせきえい
葉片状石英
lamellar quartz ,bladed quartz ,negative pseudomorphous quartz
多数の板状間隙を有する微粒石英の集合体で,しばしばアデュラリアを伴う。直径数mm~数cm, 厚さ10µm~1mm程度の板状・葉片状の形態を示すことが多い。ニュージーランドのWaihi鉱床や日本の菱刈・鴻ノ舞・高玉など浅熱水金鉱床に産出。熱水の沸騰により晶出した葉片状方解石結晶のすきまを微細粒の石英が充塡し,その後pHの変化により方解石が溶解して葉片状の石英を残したと解釈される。
執筆者:井沢 英二
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

