サラテ(その他表記)Zárate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サラテ」の意味・わかりやすい解説

サラテ
Zárate

アルゼンチン中部,ブエノスアイレス州北東部の都市。首都ブエノスアイレスの北西約 80kmにあり,パラナ川最下流部南岸の分流パラナデラスパルマス川にのぞむ。 1825年建設。肥沃な農牧地帯を背後に控え,その商業中心地として小麦アルファルファ,アマ,ジャガイモ,家畜などを集散するほか,工業が発達し,食肉製紙乳製品などの工場がある。従来,首都から北へ向う鉄道はこの市でフェリーに接続し,パラナ川三角州を横切る水路を経てパラナ川北岸のイビクイへいたっていたが,1978年に同三角州を横断してこの市とブラソラルゴを結ぶ鉄道・道路橋 (トンネルを含む) が完成した。人口6万 7143 (1980) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む