サルサール湖(読み)サルサールこ(その他表記)Bahr al-Tharthār

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サルサール湖」の意味・わかりやすい解説

サルサール湖
サルサールこ
Bahr al-Tharthār

タルタール湖ともいう。イラク中北部,アンバール県サラーフウッディーン県との境にある長さ約 100kmの貯水湖。元来は形が大幅に変化するプラヤであったが,チグリス川の洪水予防と灌漑用水確保のため,チグリス川のサーマッラー堰と水路や調整装置で連結して,水位を一定に保てるようにした。イラク中央部のやや北寄りにあるシンジャール山に水源をもって南流するサルサール涸れ川 (ワディ) が流入する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む