サンチョ・ガルセス(読み)サンチョガルセス

百科事典マイペディア 「サンチョ・ガルセス」の意味・わかりやすい解説

サンチョ・ガルセス[3世]【サンチョガルセス】

イベリア半島北部のナバラ国王(在位1000年―1035年)。サンチョ大王と通称。アラゴン,カスティリャをその支配下におき,国土回復戦争レコンキスタ)期に強大な王国を築き〈イベリア王〉と呼ばれた。ピレネー以北との交流をすすめ,サンティアゴ巡礼(サンチアゴ・デ・コンポステラ)を保護するなど,内政にも手腕を発揮した。
→関連項目ナバラ王国

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む