サンバンダル(その他表記)Campantar

改訂新版 世界大百科事典 「サンバンダル」の意味・わかりやすい解説

サンバンダル
Campantar

中世南インドのシバ教の聖者で宗教詩人。7世紀の人。生没年不詳。アッパルやスンダラルとともに,南インドでのシバ教隆盛の基盤をつくった。ジャイナ教と仏教の勢力を南インドから一掃するうえで,特に力があった人物とされる。彼がつくったシバ神をたたえる歌4181編は,シバ教の聖典《デーバーラム》(10世紀ころ)に収められている。
→シバ派
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 徳永

世界大百科事典(旧版)内のサンバンダルの言及

【ナーヤナール】より

…彼らは寺院から寺院へと渡り歩きながら,シバ神やその神妃ウマー女神などの神像の前でタミル語の賛歌を歌い上げ,しばしば陶酔状態で踊ったりして,一般の民衆にシバ教の神髄を伝え広めた。彼らの中でとくに有名なのは,サンバンダル,アッパル,スンダラルの3人で,〈三聖〉と呼びならわされている。とりわけアッパルの詩は,深い罪業の意識を下敷きにして,ラディカルな信愛至上主義を打ち出している。…

※「サンバンダル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

関連語をあわせて調べる

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む