《Basilica di San Paolo fuori le mura》イタリアの首都ローマ南部郊外にある大聖堂。ローマの四大バシリカの一。4世紀、ローマ皇帝コンスタンティヌス1世が使徒パウロの墓の上に建てた教会に起源する。皇帝テオドシウス1世が大聖堂を建設。サンピエトロ大聖堂が建てられるまでの約1000年以上にわたって増改築が繰り返され、キリスト教世界最大級を誇った。1823年の火災で全焼したが、その後再建され、現在の姿になった。1980年、「ローマ歴史地区、教皇領とサンパオロフォーリ‐レ‐ムーラ大聖堂」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。